2013年11月29日放送

農林水産振興大会

遠野市農林水産振興大会がきのう(28日(木))開かれ、技術向上や経営改善などで功績を挙げた個人と団体が「遠野市農林水産業賞」を受賞しました。この大会は、積極的に農林水産業に取り組む人たちを表彰・紹介し、市の農林水産業の発展につなげようと毎年開催されています。大会では、「経営」、「むらづくり」、「生活・文化」、「功労」、「青年農林水産奨励」の5部門で表彰が行われました。ことしは、18個人と3団体が受賞し、本田市長から「遠野市農林水産業賞」の表彰状と記念の盾が贈られました。このあと受賞者を代表して、地域の農業振興への貢献が認められ功労の部で受賞した青笹町の菊池啓造さんが謝辞を述べました。続いて活動発表が行われ、YYY推進女性の会の佐々木恵美子さんが「子どもに食べさせたい給食」について話ました。佐々木さんは今後も地元産の安心安全な食材を使ったメニューなどを考えたいと話していました。このほか、緑峰高校生産技術科の生徒たちが緑峰版「復興ひまわりプロジェクト」について発表しました。そして生徒たちは失敗を重ねながら茎の繊維が糸として使えることを発見しアメリカンインディアンのお守りとして知られている「ドリームキャッチャー」の制作を始めました。復興ひまわりプロジェクトを通して生徒たちは、笑顔と温かさを遠野から被災地へ発信し続けます。最後に、夢のある農業と農村づくりを目指す大会スローガンを出席者全員で確認し大会を閉じました。

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