2013年11月21日放送

国際理解講座 エチオピア料理を学ぶ

ボランティア活動のため遠野に滞在しているアフリカ人ボランティアが講師を務める国際理解講座がきのう(20日)開かれ、エチオピアの文化と料理を紹介しました。この講座は、市民に視野を世界にも広げてもらおうと毎月開催されていて、今回は、エチオピアのエデンヨハネスヨセフさんが講師を務めました。きのうは、遠野に滞在している2人のアフリカ人ボランティアのほかおよそ20人の市民が集まり、初めに、エデンさんからエチオピアの地域や民俗衣装などの文化の紹介がありました。そして、いよいよエチオピア料理の調理開始です。メニューは、エチオピアの主食インジェラと呼ばれるパンと赤レンズ豆を使ったミシルワットというシチューです。日本でも簡単に作れるようにエチオピアの穀物を使うインジェラは、今回、そば粉と小麦粉を使い、クレープのように薄く焼いていきます。トマトベースのシチュー・ミシルワットは、みじん切りにしたタマネギにトマトペーストで味付けをして、最後に赤レンズ豆を加え20分ほど煮込むと完成です。そして、べレズと呼ばれる蜂蜜と水だけで作った飲み物も添えられました。参加した人たちは、日本の材料で簡単に作れることに驚きながらも料理を楽しみながらエチオピアの文化と食文化に触れていました。なお、遠野の滞在している3人のアフリカ人ボランティアは、今月いっぱい市内の団体で活動し12月4日に遠野を離れるということです。

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