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2013年11月15日放送

ちいさな企業成長本部

経済産業省主催の「小さな企業成長本部」が、おととい（１３日・水曜日）、あえりあ遠野で開かれました。ちいさな企業成長本部は、中小企業や小規模事業者の成長を目的に、ことし２月に経済産業省中小企業庁が設置し、全国で「生の声」を聞く会議を開いています。全国で１４回目となる今回は、遠野市で開かれ、県内では、北上市に続いて２カ所目です。この日は、経済産業省から４人、遠野市内の事業者１１人などが出席しました。初めに、東北経済産業局の守本憲弘局長が「今後も震災からの復旧・復興に力を入れ、きめ細かい対応を続けていきたい」とあいさつしました。このあと、出席者が成長のための取り組みを発表するとともに、意見交換をしました。このうち小友町、オーパーツの及川元一代表取締役は、「新しい事業は前例のないことに挑戦するが、役所は前例がないことに支援の手を伸ばそうとしない」と述べ小さい企業の未来を見据えた支援を要望しました。これに対し中小企業庁経営支援部の矢島敬雅部長は「去年８月から国と事業者のパイプ役となる支援機関を設けたので、事業者が情報発信を受けやすい環境づくりに努めたい」と話しました。経済産業省中小企業庁では、今後も全国各地で会議を開催するとともに地域の特性に合わせた支援を各市町村と連携をはかりながら進めていきたいとしています。

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