2013年11月8日放送

進化まちづくり検証委員会

総合的な地域づくりについて協議、検証する第3回遠野市進化まちづくり検証委員会がきょう(8日)、とぴあ庁舎で開かれ、委員たちが「人口減少に対応した地域コミュニティ」について意見を交わしました。この委員会は、少子高齢化や人口減少などに対応した10年、20年後のまちづくりについて協議、検証を行います。きょうの委員会には、岩手県立大学名誉教授の山田晴義委員長など委員6人と地域づくり団体の代表者6人、それに、市から本田市長など19人が出席しました。委員会では、人口減少などに対応した地域コミュニティのあり方について意見を交わしました。委員たちは、きのう、市内各町の行政区との意見交換を行った中で、行政主導の事業に予算を組むのではなく地域で考え生み出したものを予算化することで地域コミュニティが深まり、住民たちが求めるまちづくりにつながると提案しました。また、各地域ごとに課題を話し合う時間を作ることが地域の人の思いが込められたまちづくりにつながり、実行までの過程が住民同士の絆を築けるという意見が出されました。委員会では、来年10月をめどに報告書を市に提出することにしています。そして市では、今回の意見をまとめ、来年1月に開かれる次の検証委員会までにまちづくりの計画案を示す予定です。なお、進化まちづくり検証委員会の模様は、今月18日月曜日から24日日曜日までの午後1時と午後8時に遠野テレビデジタル10チャンネルで放送します。

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