2013年11月6日放送

小友町でジャンボキャベツ

小友町の吉田喜市さんが育てたジャンボキャベツが、今風の丘の店頭に並び買い物客を驚かせています。こちらがそのジャンボキャベツです。通常のキャベツと比べるとその大きさは、一目瞭然です。横の長さを計ってみるとなんと40センチもあります。先月19日の出荷初日には、吉田さんの自宅裏にある畑で出荷に向けて収穫作業が行われていました。このジャンボキャベツは、多くの人に野菜に興味を持ってもらおうと吉田さんがおよそ5年前から栽培をはじめました。栽培し始めてからの3年間は、失敗続きだったといいます。通常のキャベツは、苗植えから収穫まで2か月ほどの期間を必要としますがジャンボキャベツは、その倍である4か月もの期間をかけて栽培します。そのため、キャベツの夏の暑さ対策と虫対策には、特に気をつけなければならなかったといいます。また、吉田さんは、畑から運び出す際ジャンボキャベツの葉どうしがこすれて、傷つかないように荷台にキャベツをのせたあと毛布でくるむ工夫もしています。収穫したあとは、自宅に戻りジャンボキャベツの葉が広がらないようにひとつひとつ丁寧にテープでまとめ、出荷準備が終わります。吉田さんによりますと気温が不安定な時期が多かったことしは、例年よりも小ぶりだということです。それでも40センチにもおよぶおおきなジャンボキャベツが、ことしも風の丘の店頭に並んでいます。

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