2013年11月4日放送

総合食育センターグランドオープン

遠野市総合食育センターのグランドオープンに合わせて、オープニングイベント「食育の祭典」がきょう(4日)行われました。総合食育センターは、学校給食の提供や高齢者などへの宅配弁当などの提供、災害時における炊き出し施設としての役割を担って整備されました。ことし4月から一部スタートしていましたが、工事が10月末で完了し、今月からフルオープンとなりました。オープニングセレモニーでは、はじめに、本田市長などがくす玉を割って、センターのオープンを祝いました。続いて、公募していた総合食育センターの愛称が発表されました。愛称には、326点の応募があり姉妹都市提携を結んでいるイタリア・サレルノ市にちなんでイタリア語で食を意味する「PASTO」(ぱすと)と育むを意味する「PORTA SU」(ぽるたす)を合わせた造語の「ぱすぽる」に決まりましたまた市内の小中学生がデザインを考え「好き嫌いをしないで健康に気をつけよう」などのメッセージと絵が描かれた給食配送車がお披露目されました。図案を考えた児童生徒には本田市長から感謝状が贈られました。このほか「食育の祭典」では、学校給食で実際に使われている遠野産の安全安心な野菜の販売コーナーが設けられ、訪れた人たちが買い求めていました。そして来年春に小学校に入学する子どもと保護者を対象にした、給食の試食体験も行われ、参加者は使用されている食材などの説明を受けながら味を確かめていました。訪れた人たちは、三連休最終日のイベントを楽しみながら遠野の食に関心を深めていました。

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