2013年11月1日放送

高校生就職支援 情報交換会

遠野市内の2つの高校や市、それにハローワークなど、来年春卒業予定の高校生の就職を支援する団体が集まる情報交換会がきのう(10月31日・木曜日)開かれました。情報交換会は、来年春に卒業を予定している高校生の就職に関して内定状況などを把握し共有するとともに、今後の支援策などを協議するため開催されました。情報交換会には、遠野高校と遠野緑峰高校の就職担当教諭も出席し、きのう、10月31日現在の就職志望者の内定状況が報告されました。それによりますと、遠野高校では、卒業見込み者163人のうち、就職希望者が23人で内定率が95.7パーセント。緑峰高校では、卒業見込み者78人のうち、就職希望者が38人で内定率が57.9パーセントとなっています。現在両校合わせて17人がまだ就職先が決まっておらず、情報交換会では、現在の企業の求人などについて情報を出し合い、今後の対策を話し合いました。遠野を管轄するハローワーク釜石管内では、ここ数年の動向として、建設業などの復興に関する求人は多いものの、高校生が望む製造業の求人が少ないということです。情報交換会では、就職を希望する生徒が全員内定を得られるよう、最後まで高校と関係団体が連携して支援していくことが確認されました。また市では、企業に関する理解を深めてもらおうと今後生徒と保護者が参加できる企業訪問を検討しているということです。

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