2013年10月31日放送

農地パトロール始まる

農地の利用状況について実態調査を行う、今年度の農地パトロールがきょう(31日・木曜日)から始まりました。農地パトロールに先立ち、先週25日に合同庁舎で出発式が開かれました。式には、遠野市農業委員会の委員などおよそ40人が出席しました。本田市長が「耕作放棄地を解消することで日本のふるさと遠野の地域作りにつながるのでみなさんのパトロールに期待しています」と激励しました。このあと農業委員会の昆野征策委員長がパトロール宣言しました。そしてきょうから農地パトロールが始まりました。パトロールでは、耕作放棄地はないか、許可なく耕作以外の目的で利用していないかなど農地の利用状況を農業委員会が調査します。農業委員会によりますと、農家の後継者不足などの理由から、市内の耕作放棄地は平成21年からことし3月までで242・2ヘクタール確認されています。しかし、この内176・9ヘクタールは菜の花畑を作るなどして再生させ耕作放棄地を解消させています。農業委員たちは、食を支え、環境や景観を保つ役割も担う農地を守ろうとパトロールしていました。この農地パトロールは、来月20日まで行われる予定です。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.