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2013年10月30日放送

遠野地区動物慰霊祭

遠野地区動物慰霊祭が、きのう（２９日）、遠野町の大日山日枝神社で行われました。この慰霊祭は、保健所で引き取り処分されたり病気や事故で亡くなったりした犬や猫などの動物の供養をしようと遠野地方狂犬病予防協議会が毎年行っています。きのうは、岩手県中部保健所や亡くなったペットの飼い主などおよそ２０人が日枝神社の愛犬の碑前に集まりました。神事では、宮司が祝詞を読みあげたあと参列した人を代表して県中部保健所の職員や飼い主が玉ぐしをささげ、ともに歩んできた犬や猫、やむをえず亡くなった動物の冥福を祈りました。そのあと、岩手県獣医師会の多田洋悦会長が「全国で保護されている犬と猫は、２０万頭にもなる。そのうち１５万頭は残念ながら処分されてしまう。家族と同様に暮らせるようにペットの生涯をしっかり守っていくことが大切」と話していました。市の環境課によりますと遠野市斎場永遠の丘のペット用火葬炉は、平成２３年５月に運用が開始されことし４月から９月３０日までは５３件利用されているということです。

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