2013年10月25日放送

「地域医療に役立てて」市民が市に寄付

宮本医院の院長として遠野市の医療を支え、ことし9月に亡くなった宮本耕祐さんの家族がきのう(24日)、とぴあ庁舎を訪れ、市に100万円を寄付しました。この日、とぴあ庁舎を訪れたのは、宮本さんの妻の伊代子さんと息子でとおの宮本眼科院長の博之さんです。寄付では、息子の博之さんが、「多くの市民のみなさんに父を支えていただきました。地域医療に役立ててください」と香典返しとして100万円の目録を本田市長に手渡しました。受け取った本田市長は、「宮本先生の意思を受け継ぎさらなる医療の発展に役立たせていただきます」と話しました。76歳で亡くなった耕祐さんは、およそ40年にわたり内科、産婦人科医として母子保健や住民の健康増進に尽力したほか遠野健康福祉の里運営審議会委員などを歴任し、去年には、遠野市市勢振興功労者表彰を受賞しました。寄付のあと博之さんは、「特にも高齢者が、いつまでも遠野市で安全、安心に暮らせるような医療設備を整えてもらいたい」と話していました。

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