2013年10月22日放送

遠野遺産認定調査委員会意見書提出

ことしで8回目となる遠野遺産の認定に関して、調査委員会が候補の調査結果をまとめた意見書をきょう(22日・火曜日)、遠野市に提出しました。遠野遺産は、建造物や民俗芸能、自然などの遠野のたからものを、保護・活用し、次の世代へ伝えていこうと平成19年度に制定されました。これまで124件が認定されていて、今回は建造物や民俗芸能など11件が候補としてあがっていました。意見書は、遠野遺産認定調査委員会が11件の現地調査などを行った結果をまとめたもので、杉田盛彦委員長から本田市長に手渡されました。意見書では、調査を実施した11件について「いずれも認定は妥当」と結論付けられています。また、このなかで上郷町の「森ノ下の伊勢両宮神社」については社殿修理の時は景観に配慮するよう要望が記され、土淵町の「土淵和野の愛宕様」の種別は、「有形文化遺産」から「複合的遺産」とすべきであると記載されています。本田市長は、「この遺産を光輝くものにして遠野の活力にしていきたい」と語りました。遠野遺産認定証の交付式は、あえりあ遠野で来月3日に行われる予定です。

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