2013年10月18日放送

遠野遺産認定候補を調査

遠野遺産認定調査委員会がきょう(18日)開かれ、遠野遺産候補地の現地調査が行われました。きょう開かれた遠野遺産認定調査委員会では、上郷、土淵、宮守にある建物や地形などの現地調査のほか民俗芸能については映像による調査と協議が行われました。遠野遺産は、地域を象徴する建物や自然、民俗芸能など、これまで遠野の人たちが大切にしてきた「たからもの」を次の世代へ守り伝える仕組みです。遠野遺産認定制度が始まってからこれまで124件が認定されており、8回目の今回は11件が候補としてあがっています。調査が行われた宮守町鱒沢の候補地では、地域でどのように親しまれ保存活動が行われているか住民から聞き取ったり、古い資料が残っていないか調べたりたりして委員たちが意見を交わしていました。きょうの調査の結果を踏まえ、調査委員会は来週22日に市長へ意見書を提出し、遠野遺産の認定については、来月3日に開かれる遠野文化フォーラムで認定証が交付されることになっています。

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