2013年10月16日放送

剣道立ち切り試合

体力と気力の限界に挑む剣道立ち切り試合が今週日曜日(13日)に市民体育館で行われました。剣道立ち切り試合は、基立と言われる1人の選手に対して数十人が交代で掛かり、基立剣士は、挑戦剣士との試合を戦い抜きます。県内の高段者が集まる立ち切り試合は、これまで男性が30回、女性は10回続いてきましたが、ことしが最後の大会です。最後の大会となる今回の基立は、男性が盛岡市の吉田豊さん、花巻市の小菅大和さん、遠野市の伊藤啓太さん、女性は花巻市の佐々木早苗さんの4人です。遠野で行われる立ち切り試合は、一人の基立に対し男性は33人、女性は22人が交代で掛かります。4人は、太鼓の合図で次々に代わる挑戦剣士と白熱の攻防を繰り広げ、2時間以上続く過酷な試合を途中で棄権することなく気力で乗り越えました。この日、体力と気力を尽くして戦った4人の勝率は、全員5割を超えています。

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