2013年10月15日放送

自衛消防隊消防操法訓練指導会

防火管理者を置く事業所や消火栓などを設置している事業所を対象とした自衛消防隊消防操作法訓練指導会が先週11日・金曜日に総合防災センターで開かれました。この訓練指導会は、暖房器具などの火気の使用が増える時期を前に万が一の火災に備えて消火設備の知識と使い方を学んでもらおうと遠野市消防本部が毎年開催しています。この日は、職場に防火管理者を置く事業所などで構成する遠野市防火管理者協議会の会員や動力ポンプ、屋内消火栓を設置している事業所のうち27事業所からおよそ80人が集まりました。訓練指導会では、消火器を使った初期消火訓練や屋内消火栓の操作訓練、動力消防ポンプの操作訓練のほか火災を想定して煙のなかを実際に通る訓練も行われました。参加した人たちは、万が一、火災が発生したときの消防設備の使い方のみならず日常の点検方法や管理についても再確認していました。遠野市消防本部によりますとことしの市内の火災発生件数は、16件と去年より1件減少したということですが、雑草やごみなどが燃える小規模火災は、去年が2件に対しことしは、12件と10件増加しています。消防本部では、空気が乾燥するこの時期は、特にも屋外で火を取り扱うときや暖房器具を使用する際は、火の取り扱いに気を付けてほしいと呼び掛けています。

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