2013年10月8日放送

上郷小学校稲刈り体験

上郷小学校の5年生の児童が、春に手植えした稲が収穫の時期を迎え、きょう(8日)、鎌を使っての稲刈りに挑戦しました。上郷小のコメ作りは、食の大切さと手作業で行う昔ながらのコメ作りを児童たちに学んでもらおうと地元農家の協力を得ながら続いていてことしで16年目になります。今年も地元農家の菊池正則さんの田んぼを借りて「ヒメノモチ」という品種の苗を春に手植えをし、いよいよ収穫の時期となりました。きょうは上郷小の5年生24人が、JAいわて花巻の職員や応援に駆け付けてくれたおじいちゃんとおばあちゃんと一緒に稲刈りをしました。児童たちは、正則さんから稲をかる時の鎌の使い方や注意を教わると早速、稲刈りに挑戦です。ほとんどの児童は、鎌を使っての稲刈りが初めてだということでサポートしてくれるおじいちゃんやおばあちゃんに刈った稲の束ね方を教えてもらいながら一株一株丁寧に刈り取り実りの秋を実感していました。田んぼを管理した正則さんによると今年は雨と低温の時期が続きいつもの年より5日ほど生育が遅れたものの、例年通りの出来具合だということです。きょう刈り取った稲は、「ハセ掛け」にして1カ月ほど天日干しにし、今度は収穫祭を開いて児童たちがお世話になった人たちに餅などを振る舞うことにしています。

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