2013年10月1日放送
秋季交通安全功労者・優良運転者等表彰式
秋の全国交通安全運動の最終日となったきのう(9月30日)、交通安全功労者と優良運転者への表彰式が、遠野警察署で行われました。表彰式は春と秋の交通安全運動に合わせて年に2回行われ、交通安全の啓発や事故防止活動、それに、長年安全運転に努めた個人や団体などが表彰されています。今回は65人が表彰され、このうち東北管区警察局長と東北交通安全協会長の連名表彰で、交通安全功労者として上郷町の藤井ゆみ子さんが表彰されました。藤井さんは、30年以上交通事故防止活動に取り組みながら交通安全協会上郷分会の会長を務めました。そして、遠野地区の交通安全協会では初の女性分会長となりました。また、東北管区警察局長と東北交通安全協会長の連盟表彰で優良運転者には、39年間、無事故無違反を続けている綾織町の三浦興之進さんが表彰されました。式では、遠野警察署の川崎秀規署長から賞状と記念品が贈られ、交通安全功労者を受賞した藤井ゆみ子さんが謝辞を述べて今後のさらなる交通事故防止を誓いました。遠野警察署によりますと、ことしに入りきのうまでに市内で発生した交通事故の件数は486件で、去年の同じ時期と比べて57件減っていますが交通死亡事故に関しては前の年より1件増えています。また、日没が早くなってきていることから警察では「ドライバーはライトの早め点灯、歩行者は夜光反射材を身に着けるなどして交通安全に努めてほしい」と呼び掛けています。