2013年9月25日放送

第1回遠野市総合計画審議会

住みやすいまちづくりに向けた市の施策などを審議し評価を行う遠野市総合計画審議会がきょう、とぴあ庁舎で開かれました。遠野市では、平成18年度から10年間を見据えたまちづくりの総合計画を実施していて指針となる「基本構想」と、平成23年度から5年間の政策や施策を示した「後期基本計画」に取り組んでいます。審議会では初めに市が今年5月に設置した遠野市進化まちづくり検証委員会の取り組みや後期基本計画の昨年度の実績について説明がありました。このなかで課題となっている総合庁舎建設については有識者で組織する進化まちづくり検証委員会で検討するほか市民ワーキンググループを立ち上げ庁舎機能などについて話し合い来年10月に取りまとめるとしています。また後期基本計画の昨年度の実績については、まちづくりがどこまで進んでいるかなどを数字で表した「まちづくり指標」を用いて説明し141指標のうち110指標、率にして78%がおおむね達成したと述べました。続いて協議が行われ委員からは最終年度の平成27年度には指標の何パーセントの達成を見込んでいるのか目標値を示し単年度の達成率と比較できるようにしてほしいとの要望がありました。これについて市は目標値を発表し分かりやすく市民にも伝えていきたいと述べました。次回は来年4月に開かれ、新しく選ばれた委員が遠野の将来のまちづくりについて審議する予定です。

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