2013年9月16日放送

遠野郷八幡宮例大祭

遠野郷八幡宮の例大祭がきのう(15日)まで行われ、御輿の渡御や拝殿での例祭式、遠野南部流鏑馬の奉納などが行われました。13日の宵宮祭に続き14日土曜日には初輿祭が行われ、八幡宮のご神体を移した御輿が六日町にある伊勢両宮神社へ出発しました。御輿を先頭に役神楽や役獅子などが後に続き、伊勢両宮神社までのおよそ10キロメートルの道のりを練り歩き、途中、事業所に立ち寄って無病息災などを祈願しました。遠野郷八幡宮例大祭、最終日のきのうは(15日)境内で恒例の遠野南部流鏑馬や伝統芸能が奉納されました。きのうは、午後から遠野南部流鏑馬の神事が行われました。この流鏑馬は、例大祭に合わせて古くから奉納されていて、矢を放つ射手奉行が馬と呼吸を合わせ、馬場の中に30mほどの間隔で置かれた3つの的を狙います。矢が的に当たると、訪れた人からは拍手と歓声が沸き起こっていました。続いて、踊りながら馬場を練り歩く「馬場めぐり」が繰り広げられ郷土芸能が奉納されました。例大祭では、震災以後、沿岸部の被災した郷土芸能団体を特別奉納団体として招いていて、ことしは、大槌町の吉里吉里鹿子踊りが披露されました。きのうは、雨が降るあいにくの天気となりましたが、訪れた人たちは復興の願いが込められた力強い舞を見入っていました。

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