2013年9月12日放送

キャリア教育交流学習会

小友小学校できょう、パラリンピック選手を招いて交流学習会が開かれ、児童たちは困難に負けず前向きに挑戦する気持ちなどを学びました。小友小学校を訪れたのは、矢巾町在住で2010年のバンクーバーパラリンピックに出場したチェアスキーヤーの横澤高徳選手です。小友小学校では心豊かでたくましい児童の育成を目指して、夢を実現させて活躍する人を招いての交流学習会を開いていて今年度2回目です。横澤選手は5年生と6年生合わせて19人を前に子どもの頃の夢や、チェアスキーについて語りました。この中で横澤選手は、子どもの頃から夢だったモトクロス選手になったものの練習中に転倒し下半身不随になったことで命を断つことも考えたと言います。その深い絶望の中で、横澤選手はパラリンピックの中継をみてチェアスキーに出会い困難に打ち勝ちながらバンクーバーパラリンピックの日本代表になりました。横澤選手は夢や目標に向かって諦めず挑戦する中で自分の新たな可能性が見つかると児童たちを激励していました。そして児童たちは実際に横澤選手が競技で使用しているチェアスキーに乗り一本の板でバランスをとることの難しさや横澤選手の、前向きに挑戦する気持ちを感じ取っていました。横澤選手は来年開かれるソチパラリンピック出場に向け練習を重ねます。

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