2013年9月9日放送

岩手県和牛共進会 後継者の部で1等賞を報告

今月3日に開かれた県畜産共進会の黒毛和種の部門で宮守町の多田幸大さんが生産したおりゆう号が後継者の部で1等賞に選ばれ先週(6日)、本田市長に受賞の喜びを報告しました。県畜産共進会の報告に訪れたのは、1等賞を受賞した多田幸大さんと祖父の忠穂さんです。県畜産共進会は、県内の牛や馬を集め体格・骨格のバランスと発育状況を競う大会で、黒毛和種やホルスタイン種など5部門で審査が行われました。そのうち幸大さんは、黒毛和種の部門の後継者の部に出品し、後継者の部で最高の1等賞に選ばれました。この後継者の部は、40歳以下の後継者が生産している牛が対象で、出品した後継者12人のうち幸大さんは最年少での受賞となりました。現在、盛岡農業高校の2年生という幸大さんは、繁殖牛を生産する祖父の忠穂さんを手伝う頼もしい存在です。報告を聞いた本田市長は、「たいしたものです」「畜産振興に向け市でもできる限りの応援をするので今後も頑張って」と話し、今回の受賞をたたえていました。

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