2013年9月6日放送

影絵劇「長靴をはいたねこ」

影絵専門の劇団による「長靴(ながぐつ)をはいたねこ」が今週1日・日曜日にみやもりホールで開催されました。この影絵劇は、舞台観劇を通して、親子のふれあいの時間を提供し、舞台の裏側やその内容を知ることにより、深く芸術に興味や関心を持ってもらおうとわらすっこ基金の助成金を活用して行われました。会場には、遠野のほか盛岡や花巻などから220人が集まりました。この日は初めに劇団員から自分の手でふくろうの形にする影絵の方法について説明があり、子どもたちは、友だちなどとふくろうのでき具合を見せ合いながら小さな手を一生懸命使って影絵を楽しんでいました。影絵劇は主人公のねこ、ジャンの冒険物語で、ジャンの人形を中心に、手影絵や体全体を使った影絵で演じられました。およそ1時間の影絵劇でしたが、子どもたちは、舞台上のスクリーンに映し出される影絵の世界に引きこまれ、夢中になって見ていました。今回、遠野の子どもたちに世界的に活躍している影絵劇団の生の舞台を遠野で見せたい、体験させたい、という思いから遠野施設管理サービスなどが実行委員会を立ち上げ企画しました。実行委員会では「普段、なかなか見ることのできない舞台や音楽などの芸術作品をはじめ、スポーツなどを遠野で見ることができる、身近に感じることができる、そして親子(三世代)で楽しむことができる、そんな企画をしていきたい」と話していました。

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