2013年9月5日放送

契約栽培トマトの出荷続く

大手食品会社のトマトジュースなどの原材料となる加工用トマトが収穫期を迎え、集出荷場には真っ赤に熟したトマトが運ばれています。遠野市内では、契約栽培で安定収入を目指そうと、大手食品会社のデルモンテと契約し、平成20年(2008年)から加工用のトマトの生産に取り組んでいます。今年は、23軒の農家が、あわせておよそ2.4ヘクタールで生産しています。そして、今、真っ赤に実ったトマトの収穫期を迎え、生産者が丁寧に収穫したトマトが集出荷場に連日運ばれています。JAいわて花巻の職員によりますと、今年は8月の暑さの影響で、色が良く熟したトマトができたということです。しかし、7月の長雨の影響で加工用トマトの収穫量は、およそ170トンと例年よりも少ない見込みです。契約栽培のトマトの出荷は、今月12日まで続き遠野産のトマトはトマトケチャップ用として長野県の加工場に運ばれるということです。

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