2013年9月4日放送

安全太郎安全祈願祭

土淵町の伝承園前で交通安全を見守る木彫りカッパ「安全太郎」の誕生日にあたる2日、地域の人たちが出席しての安全祈願祭が行われました。「安全太郎」は、1984年に遠野市交通安全協会土淵分会の結成30周年を記念して建立され、以来29年間、地区の交通安全を見守ってきました。安全祈願祭は、「安全太郎」が設置された9月2日にあわせて毎年行われていて、この日は、交通安全協会や地域の人など15人が集まり感謝の気持ちを込めて安全太郎を拭いたり周りを掃除したりしました。続いて行われた神事では、関係者が玉串を捧げ地域の交通安全を祈願しました。遠野警察署によりますと、遠野市内では今年に入ってから交通事故が404件発生し、2人が死亡しています。集まった人たちは、悲惨な交通事故が起きないことを願い、また事故に遭わない、起こさないことを安全太郎に誓っていました。交通安全協会土淵分会では、設置30周年を迎える来年は安全太郎に感謝を込めた行事を企画する予定で今後も土淵の交通安全のシンボルとして管理していきたいと話しています。

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