2013年9月4日放送

水稲の登熟検査

遠野地方病害虫防除推進協議会が、きのう(3日)、稲の実の入り具合を調べる登熟調査を市内一斉に行いました。市内で行われた登熟調査は刈り取りの適期や損害評価の参考にする調査で遠野普及サブセンター、遠野市、JAいわて花巻、NOSAI東南部の4つで組織する遠野地方病害虫防除推進協議会が行いました。きのうの調査は、市内11地区35地点の水田で「あきたこまち」「ひとめぼれ」「いわてっこ」の3つの品種を対象に一株にどれくらいの茎があるかともみの数を調べ実の入り具合などで登熟の状況を判定しました。今年の作柄概況は、県全体で「平年並み」との見込みが出ていますが、きのうの調査の結果によりますと3つの品種の登熟具合が平均して82、5%とおおむね順調となりました。遠野地方病害虫防除推進協議会では、「今後については刈り遅れが無いように今後の登熟の推移を見ていただきたい」と話していました。

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