2013年9月3日放送

追悼と復興を祈る 吟詠の集い

東日本大震災で犠牲になった人を追悼し復興を祈る吟詠の集いがおととい(1日)、遠野市民センターで開かれました。追悼と復興を祈る吟詠の集いには岩手吟詠会の会員およそ530人が参加しました。吟詠は、詩吟とも言われ漢詩や和歌などを独特の節回しでうたいあげる日本の伝統芸能の一つです。この日会員たちは、宮沢賢治や石川啄木の詩ほか津波を経験した人がつづった短歌、震災で犠牲になった会員が好きだった詩を吟じて仲間への思いを表現していました。また、遠野からは宮守吟詠会と遠野吟詠会も出演し、陸前高田市の奇跡の一本松に寄せる思いを吟じたり「復興を願い遠野物語をうたう」と題した構成吟を披露したりしました。おしまいには全員で山本有三の「心に太陽を持て」の詩を合吟して集まった人たちは、一日も早い復興を願いました。

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