2013年8月29日放送

遠野市地域農業マスタープラン 地区検討会始まる

遠野市地域農業マスタープランの見直しの協議などを行う地域農業地区検討会がきのう(28日)から始まっています。マスタープランは、後継者不足、耕作放棄地の増加といった人と農地の問題を解決するため現状と数年先の農業者状況など目標値を定めるものです。遠野では、国の施策(しさく)にあわせことし2月に市内11地区でマスタープランが策定されました。このマスタープランは、新たに新規就農者が出てきた場合や集落営農組織・法人を立ち上げ、中心となる経営体になる場合などは見直しが行われます。きのう、宮守地区を対象に開かれた地域農業地区検討会では、加工施設の整備など国・県からの補助事業を受けやすくするために集落の現状分析や生産・販売計画といった内容を盛り込んだ新たな様式を作ることについて協議されました。きのうは、宮守地区の認定農業者や農業委員などが集まり、原案通り確認されました。検討会は、来月17日まで開かれ、それぞれの地区でマスタープランの変更になる部分などについて協議されることになります。

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