2013年8月22日放送

ひょうご震災記念21世紀研究機構 遠野の後方支援活動を視察

震災の教訓を生かした災害に強いまちづくりのための調査、研究を行うひょうご震災記念21世紀研究機構の理事長などが、きのう(21日)遠野市を訪れ、本田市長から東日本大震災での遠野の後方支援活動について聞き取り調査をしました。ひょうご震災記念21世紀研究機構は、兵庫県や神戸市などからの寄付金を受けて設立された公益財団法人で、幅広い視点から震災の教訓を生かした災害に強いまちづくりのための調査、研究などを行っています。きのう、聞き取り調査のため遠野を訪れたのは、東日本大震災復興構想会議議長で機構の理事長五百旗頭真さんや兵庫県参与で副理事長の清原桂子さんなど9人です。一行は、機構の研究プロジェクトである関東、阪神・淡路、東日本の三大震災の復旧と復興過程を比較検証するため、今週20日から宮城県気仙沼市や釜石市を訪問し、東日本大震災からの復旧や復興の進捗状況について調査しています。きのうは、遠野の後方支援活動についても調査しようと、直接、本田市長から震災時の様子や問題点、課題点などについて聞き取りを行いました。ひょうご震災記念21世紀研究機構では、今回の調査結果をまとめ一つの政策提言として全国に発信していきたいとしています。

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