2013年8月21日放送

粡町街道 米ホタル

陶器のオブジェが町並みをライトアップする粡町街道米ホタルがきのう(20日)、最終日を迎え、会場となった宮守町粡町では地域の人たちが昔話と音楽の夕べに酔いしれました。このイベントは旧釜石街道の宿場町のひとつとして今も、当時の面影が残る宮守町粡町の町並みを生かそうと宮守町地域づくり連絡協議会が開きました。今月10日から行われたライトアップもきのう、最終日を迎え、佐々木精米所前の通りをステージにして語り部の昔話や和楽器の演奏が披露されました。会場には地元、薬師窯の陶芸家菊池和好さんが手掛けた陶器のオブジェ「米ホタル」が飾られ、色とりどりの光で会場を彩りました。「米ホタル」の名前は精米所前を会場にしていることと米の形のオブジェがホタルのように光を灯すことに由来します。また、会場に設置されたのぼり旗は地元の小学生が手作りしたもので、制作の様子もパネルにして会場に飾っていました。訪れた人たちは、米ホタルの灯りをバックに語られる語り部の昔話や尺八の音色に聴き入り、ゆったりと流れるひと時を過ごしていました。

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