2013年8月20日放送

域学連携 本格的に活動スタート

遠野市が法政大学と連携して進める地域活性化事業「域学連携」の取り組みが本格化するのにあわせ、学生たちが遠野と沿岸地域での調査を始めています。遠野や沿岸の被災地で地域おこしに関する活動を展開するのは法政大学の第一陣13人の学生が先週17日土曜日に遠野入りしました。これは、地域活性化事業「域学連携」の一環で、遠野でのグリーンツーリズムと震災復興の支援活動や防災学習の新たな事業を提案するための調査が行われます。先週土曜日(17日)には、遠野市の後方支援やグリーンツーリズムの取り組みについて説明を聞き、いよいよ遠野と沿岸地域での活動が始まりました。遠野入りした学生たちは、本田市長などから「被災地の状況を見て、聞いて、感じて、現在、抱える課題と将来のバランスを視野に入れながら学生ならではのアイディアを見出してほしい」と激励を受けていました。このあと一行は、陸前高田市を視察し津波の被害や復興の状況のほか地元の資源を生かした商品開発の取り組みについても聞き取りました。学生たちは来月中旬まで交代で遠野に滞在し陸前高田や釜石でも活動しながら調査を進め今年度中に市への提案をまとめることにしています。

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