2013年8月16日放送

東京大学やハーバード大学など遠野を拠点に現地調査

東京大学やアメリカのハーバード大学などの学生が今週13日火曜日まで遠野を拠点に沿岸地域での現地調査を行いました。現地調査は、東日本大震災で被害を受けた沿岸地域を実際に訪れ、復興に向けて取り組まれている活動について学生たちに学んでもらいさまざまな社会問題を解決する能力を養ってもらおうと東京大学が行いました。今回は、東京大学のほかアメリカのハーバード大学やイギリスのオックスフォード大学などからおよそ60人の学生が参加しました。学生たちは、先週10日から遠野で宿泊しながら釜石や大槌などを訪れ、被害を受けた防潮堤周辺の見学や地域の高校生たちと復興に向けた意見交換などを行いました。最終日の今週13日火曜日は、旧土淵中学校で3日間の現地調査をまとめ、意見発表が行われました。学生たちは、被災地の復興への思いを形にするために世界各国が連携して技術や知識を持った専門家たちの力を被災地に結集させることが重要であるという認識を深めていました。また、緑豊かな旧土淵中で落ち着いて現地調査をまとめることができたと学生たちから感想が出ていました。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.