2013年8月8日放送

遠野地方和牛共進会

松崎町にある旧遠野家畜市場では、きょう(8日)、遠野地方和牛共進会が開かれ、黒毛和牛の体格やバランス、発育状態などが競われました。この共進会は、黒毛和牛の改良増殖や地域での生産意欲を高めようとJAいわて花巻遠野地方和牛改良組合が去年に続いて開きました。きょうは、遠野市、釜石市、大槌町の生産者から37頭が出品され、年齢や出産経験に応じた各部門で体格やバランス、発育状態などが競われました。審査員は、一列に並んだ牛たちを前に輪郭が鮮明か、体が締まっているのかなどの品位を中心に、ほかの牛と見比べながら優れた牛を選んでいました。審査の結果、共進会の最高賞である名誉賞には、未経産の部で附馬牛町の阿部和男さんが出品したさくらやま号と、経産の部で青笹町の石橋耕一さんが出品したきくの号が選ばれました。なお、名誉賞に選ばれた2頭のほか、上位に入った2頭のあわせて4頭が、9月3日に盛岡市にあるJA全農いわて中央家畜市場で開かれる岩手県畜産共進会に遠野地方の代表として出品されます。

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