2013年8月6日放送

稲荷穴まつり

いわての名水20選に選ばれ、遠野遺産にも認定されている稲荷穴周辺を会場に恒例の稲荷穴まつりがおととい(4日)開かれました。稲荷穴まつりは、鍾乳洞「稲荷穴」から湧く水と、その水で育った特産のわさびを市内外に発信して地域を元気にしようと毎年開かれています。この日は、郷土芸能の共演のほか早食い大会やニジマス釣りなど稲荷穴周辺を利用したさまざまな催しが用意され、家族連れでにぎわいました。早食い大会は、スイカやラムネのほか手打ちそばの3種類があり、いずれも隣の人の進み具合を見ながら口いっぱいに頬張る人がいれば早食いを忘れて味わう人もいて応援する人たちの笑いを誘っていました。このほか、流しそうめんやニジマス釣りには大勢の子どもたちが集まり、流れてくるそうめんをすくいあげるのに夢中で食べるのを忘れたり釣れたニジマスに歓声を上げたり思いっきり楽しんでいました。稲荷穴まつりを開いた達曽部地域づくり連絡協議会は、「稲荷穴は達曽部の中心部と比べ気温の差が5度ぐらいあり避暑地として最高なので、ぜひ、一度は訪れて自然の恵みにも触れてもらいたい」と話していました。

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