2013年8月5日放送

最後の遠野まぬけ節フェスティバル

思い思いの衣装と踊りで遠野の夏の夜をにぎわす遠野まぬけ節フェスティバルがおととい(3日)下一日市の蔵の道ひろばで開かれ、参加者たちは、最後のまぬけ節フェスティバルを盛り上げました。20回目の開催となる遠野まぬけ節フェスティバルは市内の保育園児の開会宣言と趣向を凝らした可愛らしい衣装と踊りでオープニングを飾りました。これまで遠野駅前通りや蔵の道ひろばを会場に開催されてきた遠野まぬけ節フェスティバルですが、20回の節目となることしで最後の開催となります。そうした最後のまぬけ節を盛り上げようと、ことしは市内保育園の年長児135人のほか企業や団体など16チームおよそ1000人が参加し、まぬけ節を楽しみました。『まぬけ』は、「間を抜く」、いわゆる歌詞の一部を抜いてうたうことが粋だと江戸時代に流行したもので、当時、遠野の町では、まぬけ節に合わせて踊り明かしたともいわれています。今では思い思いの仮装と踊りでまぬけ節を楽しんでいて、市内からの参加にとどまらず被災復興で訪れた法政大学の学生や東京都調布市のチームも踊りの輪に加わりました。また、恒例のサンバ調のまぬけ節になると会場はひときわ盛り上がり最後の開催を惜しみながらも各団体とも工夫を凝らしたパフォーマンスで遠野の夜をにぎわせました。なお、来年からは遠野の七夕と合わせて盆踊りを織り交ぜるなど、もっと市民が参加しやすいよう趣向を凝らしたイベントに移行する予定です。遠野まぬけ節フェスティバルの模様は、遠野夏物語2013として9月7日土曜日と8日日曜日にご覧の遠野テレビデジタル11チャンネルで放送する予定です。

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