2013年7月26日放送

遠野ふるさとあぐりスクール

農作物の栽培技術などを学ぶ遠野ふるさとアグリスクールがおととい(24日)開かれました。あぐりスクールは、農業をはじめたい人や栽培品目を増やしたい人などを対象に遠野市農家支援室・アストが遠野普及サブセンターとJAいわて花巻と連携して開催しました。この日は、新たに農業をはじめたい人など15人が参加し、野菜と花の生産現場を見学して栽培方法を学びました。はじめに訪れたミニトマトのアイコを栽培しているハウスでは生産者から「ぼかし肥料を使うと甘みが増します」と品種の特徴を生かす栽培の仕方を聞きました。また、アスパラガスのほ場では、軽量品目で、苗を植えて8年ほどで収穫できることから生産者からは「手がかからず取り組みやすい品目」と伝えられていました。小菊のほ場では、「お盆や彼岸に合わせて出荷できないと半値以下になることもあり、天候には大きく左右されます」と栽培上の注意点についても聞き取っていました。参加した人達は「ほかの生産者のほ場を見学する機会が少ないことからとても勉強になった」と話しプロのノウハウを学んでいました。今年度のあぐりスクールは、実際に農園で作業する体験コースと、生産者のほ場で学ぶコースのほか、緑峰高校と連携して農産加工技術を学ぶコースが設けられています。開催時期や参加の申し込みついては、市農家支援室アストまでお願いします。

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