2013年7月16日放送

土器作り体験教室

縄文土器の制作を通して、縄文文化とふるさとの歴史に触れる「夏の!ドキドキ土器作り体験教室」が、先週13日(土)に開かれました。この教室は、市内で出土した縄文土器などを保存展示している新町の「遠野まちなか・ドキ・土器館」で開かれ今年で3回目です。この日は、市内の小学生とその家族およそ20人が参加し、市内の美術サークル「トオヌップ」の菊池健次さんの指導のもと、土器作りに挑戦しました。制作方法は、ひも状に伸ばした粘土を積みあげて形を作り、途中で継ぎ目がないように指とヘラできれいに撫で付けていきます。そして、紐(ひも)や串などで、表面に模様を入れ仕上げます。市内には、古いものでは縄文時代の早い時期、早期(そうき)の遺跡があり、およそ8000年前の縄文土器が出土するなどと言われています。参加した子どもたちのほとんどが土器作りに初めて挑戦したということで、家族と一緒に取り組みながら、先人たちの知恵に触れていました。この日作った土器は、乾燥させた後、来月3日に再び子どもたちが集まり野焼きをして完成させることにしています。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.