2013年7月15日放送

綾織まつり

綾織町民が一堂に会し親睦を深める恒例の綾織まつりがきのう(14日)、行われました。まつりでは、町民の健康と五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈願して神事が行われたあとすくすく相撲(すもう)大会が開催されました。すくすく相撲大会は、地域の子どもたちのすこやかな成長を願って始まり、遠くは岡山県など市内外から36組の親子が参加しました。すくすく相撲のルールは簡単で、「泣く子は育つ」という格言にあやかり先に泣き出した子どもが勝ちとなります。赤ちゃんの中には、親方役に抱きかかえられて安心したのか互いに泣かず引き分けとなる一方、土俵に上がる前から泣き出す赤ちゃんもいて、ほほえましい取り組みに会場はあたたかい声援と笑い声であふれていました。また、郷土芸能競演会では保育園と児童館の子どもたちが元気な演技を披露するなど町内9つの団体が出演したほか4年ぶりに陸前高田市(りくぜんたかた し)の気仙町(けせんちょう)けんか七夕太鼓(たなばた だいこ)が迫力ある太鼓の音で盛り上げました。気仙町けんか七夕太鼓は、国内外で公演しているとあって、笛や掛け声ではやしたてながらけんか七夕の雰囲気を表現し、激しさと心地よい響きで観客を魅了していました。会場を訪れた町民は、郷土芸能はもちろんのこと、地区ごとにテントを張って地域の仲間同士と飲んだり食べたりしながら親睦も深めていました。

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