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2013年7月11日放送

韓国農業者 市内の集落営農事情を視察

韓国で農業を営む一行がきのう（１０日）遠野市内を訪れ、集落営農で生産向上と組合員の利益増進に努める宮守川上流生産組合を視察しました。韓国農業者の一行３０人は集落営農の取り組みを学ぼうと今週８日から県内入りし奥州市などを経由してきのう遠野を訪れました。一行は、平成２３年全国農林水産祭の村づくり部門で天皇杯を受賞した宮守川上流生産組合を視察しました。宮守川上流生産組合は平成１６年に設立され「一集落一農場」構想を掲げて６次産業にも参入し生産向上と組合員の利益増進に努めています。多田誠一組合長は、組織の立ち上げから今後さらなる規模拡大へ向けた戦略などについて経験談を交えながら一行にアドバイスを送っていました。韓国の農業者たちは成功例や問題点などを自国の農業発展に役立てようと真剣な表情で聞き入っていました。一行は、あす（１２日）盛岡市を出発し韓国に帰国する予定です。

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