2013年7月3日放送

かっぱの成子親子里帰り交流会

平成21年に遠野から山形県庄内町に嫁いだかっぱの成子親子像の里帰りをしようと先週金曜日(28日)、庄内町の関係者が遠野市を訪れ市内観光や交流会を開催しました。山形県の庄内町では昔話になぞらえて平成21年にかっぱの平吉像を町内の農村公園に設置しました。その後すぐに「平吉に嫁をもらおう」という声があがり、当時、いろり火の会の工藤さのみさんが相談役となり遠野からかっぱの成子と太郎の親子が嫁ぐこととなりました。これまで、平吉像とともに地域の人たちに親しまれてきたかっぱの親子像ですが、関係者の中から「一度、里帰りを考えてはどうか」との声が上がり、このたびの交流会が実現しました。先週金曜日には庄内町の関係者一行が工藤さのみさんの案内のもと市内を観光し、伝承園やかっぱ淵などに足を運んでかっぱの成子のふるさとを堪能しました。また、その日の夜には遠野市の関係者を招いての交流会があえりあ遠野で開催され、会の冒頭には詩吟や遠野の昔話を披露して会場を盛り上げました。かっぱの成子親子の写真とともに里帰りを実現した庄内町の一行は市の関係者との懇談の中で「次は息子の太郎に嫁をもらおうか」などと話も弾み、今回の訪問をきっかけに市民レベルでの交流の輪を広げていくことを確認していました。

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