2013年7月3日放送

地域福祉活動コーディネーター養成研修

市内に住む人の生活支援活動などを行う「地域福祉活動コーディネーター」を養成する研修会が遠野健康福祉の里で今月1日から2日間開かれました。この講座は少子高齢化が進む現在、介護など家族だけでは解決できない課題があることから地域での連携をはかり市民が生活しやすい街づくりを担う人材を育成しようと市などが開きました。研修会では社会福祉協議会や民生児童委員のメンバーなどおよそ60人が出席し日本地域福祉研究所の大橋謙策理事長から行政と市民の連携についての講演を受けました。地域福祉活動コーディネーターは課題解決に向けての「橋渡し役」として市や社協と連携し地域内で生活支援を求めている人の把握や介護予防プランの作成などを担います。講師をつとめた大橋理事長は「高齢者の自宅を訪れ現状の聞き取り調査を行うことや行政と住民の協働という新しいシステムを作ることが必要だ」と話し、地域福祉に対しての問題提起をしていました。この研修会は秋ごろにも開催される予定です。

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