2013年6月28日放送

遠野市議会臨時会

遠野市議会の臨時会がきょう(28日)開かれ、市職員の給与を削減する条例改正案について審議されました。きょうの臨時会は、午後3時過ぎから始まり、及川副市長から市の一般職の職員等の給与を削減する条例制定の提案がありました。市職員の給与は、国や他の地方公共団体の職員の給与などを考慮し,市議会での議決を経て条例などで定められることになっています。給与削減案については、国による職員の給与減額支給措置要請と併せて地方交付税も減額されることを受け提出されました。このあと審議が行われ、議員からは「地域経済の悪化や職員のモチベーションの低下につながる」といった反対意見も出されました。これに対し市は「この減額は復興財源にも充てられるとし職員とも交渉を重ね確認書を交わしている。苦渋の決断をした」と述べました。このあと採決が行われ、条例改正案は原案通り承認されました。減額は来月1日から来年3月31日まで実施され、階級に合わせて給料月額が3パーセントから6.7パーセント減額されます市長、副市長、教育長の給与も5%減額されます。人件費の削減総額はおよそ5600万円になるということです。

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