2013年6月24日放送

法政大学と連携 地域づくり実行委員会設立

長年、地域づくりの実習などで遠野を訪れている法政大学と遠野市が連携した遠野市「域学連携」地域づくり実行委員会が先週22日土曜日に設立されました。遠野市「域学連携」地域づくり実行委員会は、市がこれまで実践してきた「交流による地域の活性化」を幅広い世代で気軽に体感できるように大学と連携して新たな仕組みを模索しようとするものです。この取り組みは総務省の『「域学連携」地域活力創出モデル実証事業』の採択を受けて進められるもので、市では1〜2カ月程度の中期滞在型のモデルとして国からの支援を受けて取り組みます。この日開かれた設立会議には法政大学や市をはじめ実行委員会を組織する5つの機関・団体から代表者が出席し、規約の制定や役員選出について協議され実行委員会が設立したことを確認しました。市では今年度、農家民泊をしながらの課題調査や新しい交通手段の検討、防災学習のニーズ調査などを予定していて、これらの調査・研究には法政大学の学生たちがあたることになります。今後、法政大学で7月に事前学習を行い8月中旬から遠野入りして地域の資源調査や観光ルートの検証などを予定していて地域活性化に向けた取り組みがスタートします。

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