2013年6月18日放送

沿岸地区合同消防救助技術練成会

消防救助技術を競う県の大会を前にきのう(17日)総合防災センターで初めてとなる沿岸地区合同の消防救助技術錬成会が開催され、大会に出場する消防隊員が訓練の成果を披露しました。去年7月に訓練棟が完成し、新しい種目も取り入れることができるようになったことやこれまでも合同での訓練を重ねてきた経緯からことしは、沿岸地区の釜石大槌、大船渡、陸前高田の3つの消防本部と初めて合同での錬成会が開催されました。きのうの錬成会には、各消防本部から53人の隊員が参加し、ことし、遠野市消防本部が初めて参加する種目「ロープブリッジ救出」をはじめ狭い通路をくぐり抜けけが人を救出する「ほふく救出」やロープを使って15メートルを登る「ロープ応用登はん」など6種目を披露しました。また、会場には関係者のほかに開催を聞きつけた一般市民も見物に訪れ、隊員がこれまで身に付けてきた技術を披露し、互いに磨きあう姿に拍手を送っていました。県大会は今月28日に矢巾町の県消防学校で開かれ、上位入賞した隊員は7月と8月に開かれる東北大会と全国大会へ出場することになっています。なお、遠野市消防本部からは4種目に合わせて16人の隊員が出場します。

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