2013年6月4日放送

学童農園で田植え作業

先週1日土曜日、宮守町達曽部の中斉地区では、地域の大人や子どもたちが集まって手植えでの田植え作業を行いました。中斉地区の田植え作業は、地域の子どもたちと農家が一緒にコメ作りをしながら「食」への感謝の気持ちを育てていこうと行われました。田植えには、農家組合や直売所の組合員のほか地域の子どもたちと遠野市農業委員会の女性委員などおよそ40人が参加しました。中斉地区ではおととしまで地域が一緒になってコメ作りをしていて、今年は2年ぶりのコメ作りになります。この日、子どもたちは地域の大人から手ほどきを受けおよそ10アールの田んぼにもち米の「ヒメノモチ」の苗を植えていきました。手持ちの苗がなくなると田んぼの外から苗が投げられ、上手く受け取れないとどろんこが顔にはねて笑いも飛び出し、和やかに作業が進んでいました。また、この日は、中斉百姓おどり保存会の人たちも参加し、昔ながらの衣装を着て田植え作業に汗を流しました。田植えをした田んぼは、中斉わらすっこ農園と名づけられ、秋の収穫までみんなで一緒に作業することにしています。

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