2013年5月30日放送

JAいわて花巻通常総代会

遠野市を含む県中央部の農業協同組合、JAいわて花巻の通常総代会が、きのう(29日)、花巻市内で開かれました。きのう開かれた総代会には、遠野、花巻、北上などの総代975人中、本人出席や委任状出席など合わせて909人が出席しました。はじめに高橋専太郎代表理事組合長が、「重要な案件を提案しておりますので、総代のみなさんの協力のもと審議をお願いします。」と挨拶しました。続いて、平成20年の合併以来、初めてとなる組合員表彰が行われました。表彰では、地域振興とJAの発展に寄与したとして、遠野地域の宮守川上流生産組合と土淵地区営農組合など7団体1個人に表彰状と記念品が贈られました。この後、議事に入り、平成24年度の事業報告や平成25年度の事業計画など9つの議案が審議され、いずれも原案通り承認されました。この内、事業報告では、主力の販売事業が好調に推移したこともあり、経常利益がおよそ12億1千9百万円で、当期剰余金がおよそ6億6千7百万円となり、合併以来5期連続の黒字決算だったことが報告されました。また、今年度の事業計画では、この日、承認された第2次中期経営計画を基に、各支店を中心としたJAの組織基盤の安定と財務基盤の強化に努め、合併以来、初めてとなる出資配当も予定していることなどが示されています。

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