2013年5月30日放送

小学生が食育農場体験

農業体験を通じて食育への知識を深めようと土淵小学校の児童たちがきのう(29日水曜日)農家の畑でニンジンの種まきに挑戦しました。小学生の食育農場体験は農業が遠野市の重要な産業であり、学校給食は地元の農家に支えられて作られていることを知ってもらおうと遠野市が主催したものです。きのうは土淵小学校の3・4年生の児童が青笹町の菊池京一さんの畑を訪れ、給食に使われるニンジンの種まきに挑戦しました。作業は京一さんの畑のおよそ3アールを使って行われ、あらかじめ盛ってあったウネに15センチ間隔でスジを付け、手作業で種をまく昔ながらの方法で行われました。児童たちは京一さんの指導を受けながら一つ一つの作業を協力して進めながら、自分たちが食べている給食を支える農家の仕事を体験しました。主催した市農業振興課では今後も農業体験を通じて子どもたちが遠野の農業と地産地消に興味を持ってもらい、正しい理解を深めてほしいと話していました。児童たちが種まきしたニンジンは3カ月ほどで収穫され、給食用の食材として提供されるということです。

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