2013年5月29日放送

市長記者懇談会

5月の市長記者懇談会がきょう(29日)開かれ、この中で学校給食への異物混入について発表がありました。きょうの記者懇談会で本田市長は、今月2日に市内の小学校でキズ絆創膏とゴムパッキンの混入物が2件あったほかに新たに3件の異物混入があったことを発表しました。今月7日、市内の小学校1校で教職員が検食中に「かしわもち」のみそあんの中からビニール片1個が見つかりました。原因としては、みそあんメーカーがあんの製造工程で混入したもの、もしくは、かしわもちメーカーがあんを包む工程で混入したもののいずれかです。今月9日、市内の小学校1校で児童が「おひたし」を食べているときに口の中に違和感を覚え、ビニール片が発見されました。原因としては、「おひたし」の材料である小松菜を包装袋から出す際に包装袋の一部が避けて混入したものです。先週24日、市内の中学校1校で児童が「わかめとホタテの煮物」の中から食べる前に発見しました。原因については現在、専門機関に調査を依頼中となっています。いずれも混入物による健康被害はありませんでしたが、総合食育センターができる前の昨年度でも髪の毛や虫などの27件の混入物が見つかっています。本田市長は、先月、総合食育センターが完成し、期待が大きかっただけに「異物混入が相次いだことを重く受け止め危機管理の徹底を図る」とし、陳謝しました。今後の防止対策として市では、安全衛生管理の徹底のほか調理配送業務委託業者と連携した給食事故防止マニュアルの見直しを行い再発防止に努めるとしています。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.