2013年5月27日放送

全座席シートベルト着用モデル事業所指定書交付式

全座席シートベルト着用のモデル事業所指定書交付式がきょう(27日)、遠野警察署で行われました。指定書は、交通事故の被害軽減対策の一環として遠野地区安全運転管理者部会に入っている市内の事業所に交付されます。今回は、7つの事業所に対し遠野警察署の川崎署長から指定書が交付されました。このあと川崎署長は、「事故が少なくなるように、事故があってもシートベルトをしていて助かったとなるように、みなさんの方で意識付けを図っていただきたい」と全座席のシートベルト着用に協力を求めていました。遠野警察署によりますと、去年、県内では遠野市内を含め自動車乗車中の事故で死者35人中12人がシートベルトを着用していなく、このうち11人は着用していれば生存可能と推測されています。交付式のあとに開かれたモデル事業所を対象にした研修会で遠野警察署の高橋交通課長は、事業所および従業員から率先して全座席のシートベルトを着用し、交通安全の意識を高めてもらうよう注意を呼びかけていました。なお、モデル事業所としての指定は、来年3月末までとなっています。

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