2013年5月17日放送

土淵町山口 薬師如来宵宮祭 国の重要文化的景観選定祝賀会

土淵町山口地区にある薬師如来の宵宮祭がきのう(16日)行われました。山口地区薬師如来の例祭は、旧暦の4月8日に行われ、今年は5月17日となり、前日となるきのう、宵宮祭が行われました。この薬師堂は、阿蘇沼時代に山口地区を統治していた山口修理が領民の無病息災を祈って建立したと伝えられ、薬師如来像の他に12神将像が祀られています。きのうの宵宮祭では、あいにくの雨の中でしたが、地元の郷土芸能「山口さんさ踊り」が奉納され、無病息災を祈願しました。また、きのうは今年3月に土淵町山口集落が国の重要文化的景観に選定されたことを祝う記念祝賀会が開かれました。祝賀会には本田市長や「遠野の景観」保存調査委員長として4年間にわたり山口地区に足を運んだ岩手大学の広田純一教授などが出席しました。祝賀会に参加した人たちは、これからも自分たちの手で農村景観を守り育てていこうと気持ちを新たにしていました。

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