2013年5月7日放送

遠野市農林水産振興協議会総会

農林水産業の関係機関や団体で構成される遠野市農林水産振興協議会の総会がきょう開かれ、新年度の事業計画や予算、協議会会則の一部改正などについて協議されました。総会には遠野市をはじめ花巻農業協同組合や県など市内の農林水産業の関係機関・団体の代表者が出席し、昨年度の事業報告および収支決算など4つの議案について協議しました。このうち、今年度の事業計画では遠野市農林水産振興ビジョン通称タフビジョンの推進に向けた活動の継続や認定農業者、集落営農組織の育成・確保、出荷制限指示などの規制がされている牧草・原木シイタケの生産振興への取り組みなどが事業実施方針として示されました。また、計画の内容では農林水産振興大会の開催や地域農業マスタープランの実践セミナーの開催、農村女性への支援対策や第6次産業を見据えた産直組合の育成支援などを含めた大項目4点について担当者が説明しました。これについて出席者からは地域農業マスタープランについてもっと早い段階で地域に入って説明してほしいといった要望もあがりました。4つの議案はすべて承認され、今年度、国の農業政策が大幅に転換されることが予定されており、それらに的確な対応をしながら遠野の農林水産業の振興に励んでいくとしています。

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