2013年5月2日放送

加工用トマト巡回指導

トマトジュースなどの原材料となる加工用トマト栽培についての巡回指導がきょう(2日)行われ、農協の職員と大手食品会社の担当者が生産農家をまわり、苗の生育具合などを確認しました。巡回指導は、去年8軒だった生産農家が今年は17軒増え25軒となったことを受け主に今年から新たに始める生産農家を対象に行われました。きょうは、上郷町の新規生産農家から巡回指導が始まり、大手食品会社デルモンテの指導員は、苗の生育と育苗ハウスの状況を確認し、水の管理、温度管理についてアドバイスしていました。市内の加工用トマトの作付面積は、今年からの新規分を含めておよそ2.4ヘクタールとなります。収穫量は、10アールあたりおよそ8トンで、全体ではおよそ190トンを見込んでいます。また、売上額はキロあたり35円で総額およそ670万円となります。加工用トマトは真夏の太陽をいっぱいに浴びられるよう、茎が地を這うようにして伸びます。苗の作付けは今月20日前後に行い収穫は夏の最盛期である8月から9月となっています。巡回指導にあたった指導員は、品質が良く、予想収穫量を上回る加工用トマトを出荷してもらおうと生産者を励ましていました。

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